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轟

騎ングダム

>>競技概要

多数の騎馬同士でハチマキを奪い合い、陣地に持ち帰った鉢巻の数について加点する。 騎馬戦ABが五つ巴の陣取り合戦になったと思ってください。

>>基本情報

  • 競技時間: 240秒
  • 終了条件: 競技開始から240秒が経過した場合、または4チームの騎馬が全滅した場合
  • 勝利条件: いちばん最後まで残った騎馬数が最も多い組にのみ点を与える。残存騎馬数が同数の場合は、取ったハチマキの数が多いチームにのみ得点を与える。与える得点は以下の通りとする。
    • 前半の90秒に回収エリア内で渡されたハチマキは10点/個
    • 後半の90秒に回収エリア内で渡されたハチマキは5点/個
    • 前半と後半の合計点で、勝った組の得点を決定する
  • 競技人数: 36人(9騎)×5組(その組の全学年の生徒の中から36人が出場。学年ごとの人数は不問。ただし騎手は高校生以上とする)

>>競技進行

  1. 入場前: 誘導課の指示に従って靴などは脱いだ状態で組ごとに入場門前に整列し、人数確認。騎手はあらかじめ着用せずにハチマキを持ってくる。
  2. 入場: 誘導課に従い入場。初期位置は上図。
  3. 競技準備: 放送・審判団の指示に従って騎馬ごとに分かれ、騎馬の先頭は審判団からプロテクターを受け取り着用。
  4. ハチマキ着用: 各付き添いの審判団員の立ち合いのもと、騎手はハチマキを頭に着用。
  5. 騎手のポケット確認: 各騎馬の審判団員は、騎馬および騎手が頭につけるハチマキ以外のハチマキを持っていないことを確認する。
  6. 騎馬上げ: 放送・審判団の指示に従ってゆっくり騎馬をあげる。
  7. 移動開始: ピストルと同時に競技開始。
  8. 競技終了: 4分経ったらピストルの合図で競技終了。生き残った騎馬は立ったまま、現状の地点で静止する。
  9. 集計・結果発表: 放送で結果をアナウンス。生き残った騎馬は放送・審判団の指示に従って騎馬を崩す。プロテクター・蛍光ズボンを外す。
  10. 退場: 放送・誘導課に従って退場。

>>競技規則

※本競技はあくまでもハチマキを取ることが目的であるため、故意に相手の騎馬を崩そうとした際には失格となる。

<基本ルールについて>(騎馬戦ABと同じ)

  • 本競技は相手チームの騎手のハチマキを奪い合うことを目的とし、故意に相手騎馬を崩してはならない(該当騎馬が失格対象となる)
  • 各騎馬には付き添いの審判団員が一人ずつ配属される。各騎馬は競技中これの指示に従うこと
  • ハチマキを取られた騎馬は、取られた時点で失格となる
  • 失格となった騎馬は、付き添いの審判団員の指示に従って競技の妨げにならないよう、速やかに騎馬を崩し騎手と騎馬全員で急いでフィールド外へ出ること
  • 競技終了後に怪我など審判団に伝えたい事柄がある場合は、必ず大将団長と一緒に来ること

<ハチマキの取り方・運び方に関する注意事項>

  • 自分がハチマキをとることによって倒した騎馬のハチマキしか回収できない
  • すでに崩れた騎馬のハチマキはとることができない
  • すでにハチマキが耳より下に下がっている騎馬のハチマキをとるのは禁止
  • 各騎手は、ハチマキを運ぶことができる。その際、ポケットにハチマキを入れておいても良い
  • ハチマキを運んでいる途中に、他の騎馬にハチマキを渡してもよい
  • ハチマキを運んでいる騎馬が手に持っているハチマキを奪い取ることはできない
  • ハチマキを運んでいる途中に失格となった場合は、運んでいたハチマキは無効となり、得点にはならない
  • ハチマキを運ぶときは同時にいくつ運んでもよい
  • ハチマキを運んだまま回収地点までたどり着いた場合は、審判団員にハチマキを渡す(投げても良い)
  • 騎馬が自陣にたどり着くとは、騎馬の足が全て陣地のラインを超えることを意味する
  • 騎馬の足が全て陣地のラインを超えない状態で投げ渡したハチマキは無効となり、得点にならない

<勝敗に関する注意事項>

  • ハチマキの本数が最も多い組にのみ点を与える
  • ハチマキの本数が同数であった場合、それらの組の大将騎同士で戦い決着をつける
  • 前半の90秒に回収エリア内で渡されたハチマキは10点/個、後半の90秒は5点/個とし、合計点で勝敗を決定する

<回収エリアについて>

  • 各組の騎馬が獲得したハチマキを回収する場所が回収エリアである
  • 競技場の左右に回収エリアを設ける(図を参照すること)
  • 回収エリア内にいる、とは騎馬全員の足がラインの中に入っていることを指す(回収エリア内に騎馬が入った際、エリア内にいる審判団員が旗を上げる)
  • 回収エリア外にいる、とは騎馬のうちの誰かの足がラインを出ている場合を指す(回収エリアを騎馬が出た際、エリア内にいる審判団員が旗を下ろす)
  • ハチマキを持ってそこまでたどり着いた騎馬は、ハチマキを審判団員に渡すことで得点できる
  • 回収エリア内にいる騎馬に対して(審判団員が旗を上げている間)攻撃してはならない
  • ハチマキを渡すこと以外の目的で回収エリアに入ってはいけない。騎馬全員の足が回収エリアに入ってしまった場合、騎馬は失格となる。また、陣地に入ったらハチマキを速やかに渡し、渡したら速やかに回収エリアをでなければならない
  • 他組の騎馬が回収エリアに入ることは禁止とする。騎馬全員の足が回収エリアに入ってしまった場合、騎馬は失格となる

<騎馬の組み方>

  • 授業で習う組み方に必ず準拠すること
  • 騎馬の後ろの2人は腕をクロスさせないこと

<騎馬の失格条件>

※同時に騎馬の失格条件を満たした場合相打ちとみなす

[ハチマキ]

  • ハチマキを取られてしまった場合
  • ハチマキが鼻より下になってしまった場合
  • 競技開始後に審判団の許可なく過度に自らのハチマキに触れて結び直したりあげたりした場合
  • 既に失格となった騎馬によってハチマキが取れた場合のみは審判団員の了承・同伴のもと結び直しを認める。審判団員からハチマキの結び直しが命じられた際には安全な場所で早急に結び直すこと。ハチマキを結び直している騎馬を攻撃してはならない

[騎馬崩れ]

  • 騎馬の腰より上の部分(手や腕も含む)がグラウンドに接触した場合
  • 騎手の足が地面についた場合
  • 騎手の頭が騎馬の頭よりも低い状態が審判のカウントで2秒以上続いた場合
  • 上記の条件を満たしていなくても、騎馬が復帰不可能なほどに崩れており非常に危険かつ立て直し不可と審判団が判断した場合

[ラインアウト]

  • 競技開始後15秒以内に騎馬含めて少しでもスタートラインを越えていなかった場合(騎馬含めて誰か一人の足でもラインの外側または上にあれば失格)
  • 騎馬全員の足がラインの外に出てしまった場合

[その他]

  • 相手チームに対して大怪我につながるような危険な行動を繰り返し、競技の安全性に大きな脅威を与えていると審判団が判断した場合

<服装規定>

  • 靴と靴下を着用してはならない(裸足)
  • 騎手のハチマキを除き、眼鏡、ブレスレット、手袋など一切の装飾物は着用しないこと
  • ハチマキ、プロテクターを除く服装規定への準拠は一つ前の学年競技が終わるまでに行うこと
  • メガネは応援団に預けることができる

[騎手]

  • 半ズボンとハチマキのみを着用(Tシャツは着用せず上裸)
  • ハチマキは以下のルールに従って入場後に、各付き添いの審判団員の立ち合いのもとで結ぶこと
  • 蝶々結びにすること(硬結びなどその他のいかなる結び方も一切認めない)
  • 蝶々結びの輪と紐は同じ長さにすること
  • ハチマキは前髪の上から結ぶこと
  • 予めハチマキを湿らせたり、細く捻ったり折ったりして細くしないこと
  • 自分の頭につけるハチマキ以外にハチマキを所持してはならない

[騎馬]

  • ハチマキは着用しないこと
  • 半ズボンにTシャツ(体育祭全体の服装規定にしたがう)
  • 騎馬の先頭のみ入場後にプロテクター(胴体)を着用

<準備における注意事項>

  • 手足の爪は必ず短くしておくこと

>>減点対象

  • フライング(全体統一ルールに従う)
  • 暴言・暴力行為(全体統一ルールに従う) ※減点は各騎馬の付き添いの審判団員がそれぞれ数える

>>組失格対象

  • 過度な暴言・暴力行為
  • 審判団が不適切と判断した反スポーツマンシップ