>>競技概要
目の前の騎馬同士で相手の騎馬を崩し合い、生き残った騎馬数を競う。
>>基本情報
- 競技時間: 60秒
- 終了条件: 競技開始から60秒が経過した場合、またはどちらか一方のチームが全滅した場合
- 勝利条件: 制限時間内に相手チームを全滅させる、または残った騎馬数の多い方
- 競技人数: 49人(通常騎5人構成で9騎、大将騎が4人構成)
- 人数調整: 高1から補充(大将騎以外の騎馬で、騎馬の非プロテクター着用位置のみ可能)
>>競技進行
- 入場前: 誘導課の指示に従って靴などは脱いだ状態で組ごとに入場門前に整列し、人数確認。
- 入場: 誘導課に従い入場。
- 競技準備: 放送・審判団の指示に従って騎馬ごとに分かれ、騎馬の先頭はプロテクターを、騎手はヘッドギアをそれぞれ審判団から受け取り着用。
- 騎馬上げ: 放送・審判団の指示に従ってゆっくり騎馬をあげる。
- 競技開始: ピストルと同時に競技開始。
- 競技終了: ピストルの合図で競技終了。生き残った騎馬は立てたまま速やかに全選手がスタートラインまで戻る。
- 集計・結果発表: 放送で結果をアナウンス。生き残った騎馬は放送・審判団の指示に従って騎馬を崩す。
- 退場: 放送・誘導課に従って退場。
>>競技規則
<服装規定>
- 靴と靴下を着用してはならない(裸足)
- 眼鏡、ブレスレット、手袋など一切の装飾物は着用しないこと
- プロテクターを除く服装規定への準拠は一つ前の学年競技が終わるまでに行うこと
- メガネは応援団に預けることができる
- ハチマキは着用しないこと
[騎手]
- 服は半ズボンのみを着用(Tシャツは着用せず上裸)
- 頭にはヘッドギアを着用
[騎馬]
- ハチマキは着用しないこと
- 半ズボンにTシャツ(体育祭全体の服装規定に準拠)
- 騎馬の先頭のみ入場後にプロテクター(胴体)を着用
<騎馬の組み方>
- 授業で習う組み方に必ず準拠すること
- 騎馬の後ろの2人は腕をクロスさせないこと
- 5人構成騎は、騎手1人、騎馬4人(前1人、左右1人ずつ、後ろからの支え1人)で構成する
<騎馬の失格条件>
※同時に騎馬の失格条件を満たした場合相打ちとみなす
[騎馬崩れ]
- 騎馬の腰より上の部分(手や腕も含む)がグラウンドに接触した場合
- 騎手の足が地面についた場合
- 騎手の頭が騎馬の頭よりも低い状態が審判のカウントで2秒以上続いた場合
- 上記の条件を満たしていなくても、騎馬が復帰不可能なほどに崩れており非常に危険かつ立て直し不可と審判団が判断した場合
[ラインアウト]
- 競技開始後10秒以内に騎馬の構成員が誰もスタートラインを越えていなかった場合
- 騎馬全員の足がラインの外に出てしまった場合
[その他]
- 騎手および騎馬の誰か一人でも競技中に個人失格となった場合
- 相手チームに対して大怪我につながるような危険な行動を繰り返し、競技の安全性に大きな脅威を与えていると審判団が判断した場合
- 騎手以外の人が相手の騎馬を攻撃した場合
- 審判団の指示に従わなかった場合
<基本ルールについて>
- 相手の騎馬を崩すことを目的に闘う
- 各騎馬には付き添いの審判団員が二人ずつ配属される。各騎馬は競技中審判団員の指示に従うこと
- 最初に組み合う際頭から相手に突撃することは禁止する
- ヘッドギアやプロテクターが外れた騎馬は、その場の審判団の指示に従って再び着用した後、競技に復帰する。それが組みあっている最中であったとしても一旦組みあいを中断して付け直してから審判の指示で組みあいを再開する
- 失格となった騎馬は、付き添いの審判団員の指示に従って競技の妨げにならないよう、速やかに騎馬を崩し騎手と騎馬全員で急いでフィールド外へ出ること
<援護における注意事項>
- 目の前の騎馬を倒し、立ち会った審判団の判定をもらった後、同じ列の他の騎馬に加勢することができる
- 他の騎馬に加勢する際、味方が2騎以上で戦っていない箇所にのみ加勢できる
<準備における注意事項>
- 手足の爪は必ず短くしておくこと
- 大将騎については、補充要員以外であれば誰がなっても良いものとするが予行演習日までにその構成員を審判団に申請すること。但し、怪我などで直前に交代が必要となった場合は入場前までに申請すること
<勝敗に関する注意事項>
- 先に倒した騎馬の数を1点、大将騎は3点に換算し、合計の得点で勝敗を決する
- 残った騎馬の数が同数であった場合、それぞれの組の大将騎1騎による一騎打ちを行い勝敗を決する
- 競技規則は騎馬Cに準拠する
- 開始前に騎馬を組み直す
- 全て必ず審判団の指示に従うこと
- 大将騎による一騎打ちを行う際、大将騎が怪我をし、競技の続行が不可能になった場合自チーム内で指名を行い欠員を補充できるとする
<その他注意事項>
- 競技中に怪我人が出るなどして続行が危険になった時、競技を中断する。その場合騎馬を崩して審判団の放送の指示に従うこと
>>減点対象
- フライング
- 暴言・暴力行為(-2点/回)
- 審判団が判定を下す前に、他の騎馬に加勢した場合(-2点/回) ※いずれも怪我した数ではなく行われたかどうかでのみ減点する
>>組失格対象
- 過度な暴言・暴力行為
- 審判が不適切と判断した反スポーツマンシップ行為